2005816

沖縄市長 仲宗根 正和 様

泡瀬干潟を守る連絡会
共同代表 内間秀太郎 小橋川共男 漆谷克秀

海上本格工事の「中断」等の要請

 貴職におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。

さて、事業者は、88日から平成17年度の海上工事を再開しておりますが、この工事は別紙アピールに記してあるように、容認できるものではありません。

 つきましては、次の要請をいたします。格段のご配慮をよろしくお願いいたします。

要請

1.        下記のことが確定するまで、海上工事を「中断」するように、国・県に要請すること。

(1)クビレミドロの被度・生育面積の減少の要因を確定すること。

(2)大型海草藻場被度50%以上の面積の激減の要因を確定すること。

(3)海草移植技術を確立すること。

2.        埋立て予定地に生息するホソウミヒルモ、ニライカナイゴウナ、ユンタクシジミ、リュウキュウズタ、カラクサモク、深場のコアマモ、スイショウガイ、サンゴ類(スギノキミドリイシ、リュウキュウキッカサンゴ他)等の新種・貴重種・重要種の抜本的な保全、それらの種の生息する場の保全を行うこと。

そのために、埋立て計画地の抜本的見直しを検討すること。

特に、埋立て予定地に生息するサンゴ群落(スギノキミドリイシ群落)は観光資源として重要であり、沖縄市として、その場の保全につとめること。

3.        沖縄県包括外部監査人報告の「事業内容の抜本的な変更や見直しも必要」との提言を尊重し、沖縄市としても、事業の抜本的変更、見直しを行うこと。

4.        20%の干潟、それに続く185aの海域が埋立てられることにより残った干潟は健全な干潟ではありえないし、周辺の自然環境が劣化することは新港地区の例をみても明らかである。沖縄市は、「干潟面積の約80%が今のまま残る」ので、自然環境は保全されるかのように広報している。そのような非科学的な広報をやめること。

5.        事業者が、手植え移植実験の結果、「手植え移植は適応性が高い」と判断し、手植え移植事業を行った根拠が根底から崩れている。「St.Uは良好な状態であり、移植したリュウキュウアマモ、ボウバアマモ等は順調に生育し、周辺の自然藻場とほぼ同じ状況である。」

と評価していたが、St.Uの海草は、現在壊滅状態で、白い砂場になっている。沖縄市が「海草移植実験を実施し、これまでのところ良好な成績をえているため、移植は技術的に十分可能」という判断の根拠になったSt.Uの結果を公表し、事実と違う広報を撤回すること。                    

 以上