沖縄市の主要観光施設の「東南植物楽園」が「一時閉園」
前川盛治(泡瀬干潟を守る連絡会・事務局長)
◎営業譲渡によるものであるが営業再開の時期は未定。(背景に規模縮小、観光客数減少がある)
◎ 沖縄市の観光に与える影響は大きい。早期の開園が望まれます。個人的なことですが、息子(長男)の結婚披露宴の会場はここでした。思い出のある場所です。
ところで
◎ 沖縄市の東部海浜開発(泡瀬埋立)事業の新土地利用計画(新沖縄市案・2010年7月30日)では、H16(2004)年度の東南植物楽園や沖縄市(コザ)の観光客数をもとに、県観光客の中部東海岸観光客の沖縄市立ち寄り率(61%)、中部地域観光客の沖縄市立ち寄り率(19.2%)が計算され、H30年度の沖縄市観光客数68万人の推定の基になった施設です。
◎ 沖縄市の計算は統計学的に間違いであることが明らかにされていますが、繁栄していた当時の東南植物楽園の観光客数を基本にした、H30年度の沖縄市観光客数の推定の根本が崩れていることも明らかになりました。
◎ 沖縄市は、新土地利用計画(新沖縄市案)を撤回し、第3者による検証を行うべきです。県・国は、沖縄市案を再度検証しなおすべきであり、泡瀬干潟埋立事業再開を撤回すべきです。