1区の藻場、航路の藻場、干潟面積、事業者資料

 

1.平成14年事業者の資料

中城湾港(泡瀬地区)公有水面埋立事業にかかる海草移植計画 平成141216日、内閣府沖縄総合事務局 開発建設部

平成14年資料では、1区で失われる藻場の面積は上記の表によると、大型海草藻場16.5a、小型海草藻場4.9a、ガラモ場(海藻藻場)23.5a、合計44.9aです。

泊地6.4a、航路19.9a(これは幅が広い場合、現在の計画は、5分の1ですから、4aか?)、防波堤0.6aを含めると合計約60aの自然藻場が失われることになります。

これで、干潟は2%しか埋められない、1区は埋められても、環境に大きな影響は与えないといえるのか。2010年、生物多様性締約国会議が日本が議長国になって開催され、「愛知目標」が採択され、全世界で、藻場の復元・創出が言われている時、一方で、60aの藻場が失われることを、なんとも思わない言動は許されません。これが、「議長国のやることか」と叫びたくなります。

 

2.次は、平成13年の事業者の資料です。失われる1区の藻場は、約48aです。