重要な記事でしたが、掲載が遅れました。

 

あなたは、この記事を見て、政府の態度は「沖縄にとっていいことだ」と思いますか?

政府の態度の理由:枝野沖縄担当大臣「さまざまな歴史的経緯」、岡田幹事長:「私の気持ち」、北沢防衛大臣:「政府と沖縄との関係に齟齬が生じかねない」

この記事を掲載した記者:「沖縄予算が聖域化され、基地問題とのリンク論が正当化される危うさをはらんでいる」

私、前川盛治(泡瀬干潟を守る連絡会・事務局長)の感想:「マニフェスト・選挙公約に反していても、普天間基地の辺野古移設の実現のためには、沖縄の為政者(県知事、沖縄市長)の要請は受け入れる。大震災の国難にあっても、泡瀬埋立の合理性がなくても、また津波・液状化のリスクがあっても、埋立は継続する、予算は削減しない。泡瀬埋立・新港地区東埠頭整備は、県知事・沖縄市長の強い要請だから」というように、聞こえる。

「人民の、人民による、人民のための政治(リンカーン)」ではなく、「マニフェスト・民主主義に反する一部利権者の、時の為政者(首相・知事・市長)による、アメリカや土建業界に奉仕する政治」になっていないか。沖縄県民は、毒饅頭を食わされ、挙句の果てに、他府県民からみれば、基地被害からの振興のために国の税金を巻き上げる守銭奴に写らないだろうか。