沖縄市の課題、先ずは「泡瀬の浸水対策」を優先せよ。

前川盛治(泡瀬干潟を守る連絡会・事務局長)

 

 沖縄市は、台風や大雨のたび毎に「浸水被害」が発生しています。今度の台風でも、中部の被害の例として、「沖縄タイムス」も「琉球新報」も泡瀬の浸水被害を紹介しています。(別紙:報道記事参照)

 20116月の沖縄市議会では、国・県の泡瀬干潟埋立変更についての市長の同意案件を審議していましたが、今度の東日本大震災や津波の教訓・液状化現象対策のない泡瀬干潟埋立は止めるべきという意見に対し、泡瀬第3区自治会辺りを「地盤」にしている沖縄市議が「泡瀬では、津波や浸水の恐れはない、泡瀬干潟埋立は早急に実現すべきである」などと述べ、市長の同意案件に賛成していましたが、実態は、泡瀬地区は、台風・大雨・津波などの時、一番被害が心配されるところです。

 沖縄市、東門美津子市長は、泡瀬干潟埋立にお金を使う前に、先ずは優先して、「泡瀬の浸水対策」にお金を使うべきではないでしょうか。市民の生活、福祉優先、「安全・安心」が優先課題ではないでしょうか。

泡瀬一帯の浸水対策を先ずは優先に行え。