沖縄市の市道「泡瀬国体線」の道路敷き(泡瀬干潟埋立工事入口・仮設橋梁前の沖縄市の所有地)

国は、「不法占用」していた、沖縄市は見逃していた。

 

沖縄市の市道「泡瀬国体線」の道路敷き(以下、道路敷き)の、国(沖縄総合事務局)占用の経過を調べた結果、2002128日の仮設橋梁工事開始から、201182日までの約88ヶ月の間は、国は不法占用し、沖縄市はそれを見逃していたことが明らかになりました。

国は、2011726日付で道路敷きの占用許可申請を出し、沖縄市は、83日に許可書を出していますが、それ以前は、国は道路法32条による許可申請もせず、また道路法35条による協議もせずに道路敷きを占用し、沖縄市は見逃してきたことになり、国の違法性、沖縄市の道路管理の杜撰さが明らかになりました。

問題の場所の図面、写真↓ 沖縄市提供の図面に、@、A、B、C、フエンス、ゲート、新ゲートを記入

国は、@、A、Bの場所(道路敷き)の占用許可申請を2011726日に提出し、沖縄市は83日に許可書を出していますが、それ以前は、@、A、Bを占用していたのに、申請・協議なし、不法状態でした

 

201112月の写真です。@、A、Bの前に、

新しい門扉・有棘鉄条網付きのフエンスができました。

国は、@、A、Bの全てを占用してしまいました。

200812月の写真です。門扉は国が管理している場所に造られていました。看板の内側(海側)が国管理の土地です。手前は沖縄市の道路敷きであり、沖縄市が管理していました。

 

 

Aの変化

Bの変化

Aの場所の20088月の写真です

フエンスはありません。沖縄市所有地で沖縄市が管理していました。トンブロックは国の所有物でしたが、沖縄市の許可を得ないで置かれていたので、私たちの指摘で、国は移動しました。↓

Bの場所の20088月の写真です。フエンスはありませんでした。沖縄市所有地で沖縄市が管理していました。トンブロックは国の所有物でしたが、沖縄市の許可を得ないで置かれていたので、私たちの指摘で、国は移動しました。↓

201112月の写真です。

外側に新しいフエンスができていますが、内側にも2008年以降に造られたフエンスがあります。そのフエンスはそのまま放置されています。

この国の占用も道路法33条の占用許可基準「道路の敷地外に余地がないためやむを得ないもの」に反しています。私たちが「集会」「学習」の場として使っていた場所が鉄条網で囲まれ、入れなくなりました。

 

201112月の写真です。

外側に新しいフエンスができていますが、内側にも2008年以降に造られたフエンスがあります。そのフエンスはそのまま放置されています。市民が自由に使えた場所を「仮設門扉一式」で有棘鉄線付のフエンスで囲い込むことは、道路法33条の占用基準「やむを得ないもの」に反することは明らかです。

 

 

道路法では、道路などを占用する場合は、@申請書を出して許可を受ける(道路法32条、普通の場合)、A協議し同意を得る(道路法35条、国などの公共事業)の方法がありますが、国は、726日申請・83日許可以前の占用については、申請もせず、協議・同意も得ていないことが明らかになりました。

次は、その公文書です。

2008年当時と2008年〜20117月までの国の占用の申請と沖縄市の許可書は「不存在」でした。↑

 

2008年当時、2008年〜20117月まで、道路法35条に基づく「協議・同意」もありませんでした。↑

結局、2002128日に、道路敷きでの仮設橋梁工事が始まってから201183日(沖縄市の許可が出た日)までの間、国は不法占用し、沖縄市はそれを見逃していたことが明らかになりました。

このように、沖縄市は、国には長期に亘って不法占用させ、また20118月には、道路法33条に反する占用を許可していながら、私たち「泡瀬干潟を守る連絡会」の表現の自由の場のための占用に対しては、不許可、そして「不法占用」を理由に「強制撤去(代執行)」を強行しようとしています。東門美津子沖縄市長のこのような態度は許されません。

 

下記は「表現の自由の場」の経過です。115日の「報告集会」で配布した資料です。

「表現の自由の場(座り込み)」の経過

2012115()・報告集会   泡瀬干潟を守る連絡会

1.           若干の経過

(1)1014()、国工事再開、抗議集会

仮設橋梁前の沖縄市の道路敷きの一部を国が占用していることが判明

(2)1120日(日)、「表現の自由の場」を道路敷きに設置

(3)1121()、沖縄市「告知書1回」、沖縄市に占用を申請(申請書提出)

(4)1123日(水・公休)、場での行動開始(午前10)

(5)1124()、タイムス報道(新報は26日掲載)、沖縄市「告知書2回」

(6)1125日(金)、沖縄市不許可通知書受領(現場で受領)、QAB報道

(7)1125()、不許可に対する異議申立て提出、28日沖縄市「告知書3回」

(8)122日(金)、国の占用の状況(情報公開申請)

(9)1213日(火)、異議申立て却下通知書受領

101213()、除却命令書(日付は127日)受領

111216日(金)、除却命令に対する異議申立て沖縄市へ提出、情報公開受け取り(国に対する83日許可の文書)、情報公開(83日以前の占用)、 臨時幹事会(場での行動の確認)

121220日(火)、RBC取材、幹事会(場での行動、火、木、土、日、13時〜17時)

131221()、市道路課から電話「除却したか。未だであれば戒告書を出す予定。

   15日頃代執行予定。除却代57千円(運搬料7千円含む)」

141222()、記者会見(現場、10時)、QAB報道、タイムス・新報記事(市議会)

151222()、沖縄県土木建築部道路管理課への審査請求書提出

161223日(金・公休)、タイムス・新報報道記事(県審査請求、市議会代執行)

171226日(月)、県へ提出した審査請求書を沖縄市に郵送

181227日(火)、忘年会(幹事会)、経過報告

191229日(木)、2011年最後の「場での行動」

20201213日、幹事会(今後の方針確認)

2114()、市の職員事務所来訪、文書届ける(除却命令に対する弁明書の提出依頼110日まで→日付は1228日だが届けたのは14日なので111日まで可)

   ※ その時の市職員の話  戒告書13日予定、代執行書30日予定、代執行22日予定

2215日(木)、今年の座り込み開始(火、木、土、日、午後1時〜5時)

23111日(火)、情報公開受け取り(83日以前は、不法状態判明、726日受付83日許可以前は、申請なし、協議なし、公文書「不存在」)、  

除却命令に対する異議申立てへの市の回答書受け取り、弁明書提出

24115日(日)、報告集会  ※現時点で「戒告書」「代執行書」なし

 

2. 弁護団の助言

(1)   場での行動は「絶対に手を出さない」

(2)   異議申立て、県への審査請求を行う(不許可、除却命令への件、除却命令回答の件)

(3)   「記者会見」で公表

(4)   戒告書が出た時に今後の対応を相談する

(5)   代執行の時は、相談し対応する。

 

3. 代執行に対する対応

 現時点(2012115日)で、沖縄市から戒告書は届いていない。

 順序:戒告書(期限など)→(履行しないとき)代執行書(代執行の日時、代執行者、費用) 代執行の日時は、代執行書に記載されている。

 

2012115日の「報告集会」の報道(沖縄タイムス)記事です。