沖縄本島の人工ビーチ

 

復帰後、沖縄では、米軍基地維持のための国の「高率補助」で、自然海岸が破壊され、人工ビーチが造られてきました。

地域住民の「要望」の名目で、自然が破壊され、自治体の財政を圧迫し、土建業者は儲かる、という状況が続いています。その愚かな行為の「総仕上げ」とも言うべき工事が、泡瀬干潟埋立地にできる「東洋一、900mの人工ビーチ」です。この人工ビーチの問題点の一部です。

 

1.    沖縄市の「強い要請」で、国が護岸、県が突堤・潜提・中仕切り堤・養浜を造る。

2.    工事費は、県分担43億円、国護岸費用27億円、合計70億円。

3.    完成後は、現時点で、誰が管理・運営するか分からない。

4.    この人工ビーチ造成の場所は、埋立地の中でも、水深が45mの深いところである。

5.    人工ビーチの南側には、海草藻場、サンゴ群落や北中城村の「アーサ養殖場」がある。

6.    北中城村の「アーサ養殖場」では、この埋立工事が始まってから、異変(漁獲量半減、砂・泥の被害)が起こっている

 

私たちは、泡瀬干潟を守り、愚かな行為を止めさせるために頑張っていますが、工事は強行されています。この問題点を理解するための参考に、資料を掲載します。ご覧下さい。

 

1.沖縄県の干潟を研究している方の資料 2010年、人工ビーチ38箇所

 

 

2.内閣府資料(2011531日、赤嶺政賢衆議院議員に提出された資料)

   H222010)年まで、35箇所

3.人工ビーチはどうなっているか

 (1)台風で海砂飛ぶ  復旧作業に総出  南城市知念、あざまサンサンビーチ

 

 (2)高率補助で沖縄の自然が破壊される   砂採取の場所、慶良間諸島「チービシ」の環境変化

   その砂で作られた人工ビーチ「豊見城市豊崎美らSUNビーチ」   ここでも、台風で砂が吹き飛ばされ、 

芝生の緑地が「砂漠」になった

   700mのビーチも管理できなくて、半分の人工ビーチの中の約200mをロープで囲い使っていた。空港から僅かな距離、那覇に隣接するここでも、「人工ビーチ」は賑わっていない。

新聞記事は「沖縄タイムス」(2011627日)

 (3)私の友人がすんでいる沖縄本島北部金武町伊芸の「伊芸ビーチ」(2009年、900m、半自然海岸)でも、今年の台風で、人工ビーチの砂が道路、宅地に飛び、その片づけで大変だった、という情報(電話)がありました。