沖縄市が私たちの「道路占用許可申請書」を「不許可」にしたことは、同じような場所を「国に占用許可を与えた」ことから見れば、法の下での平等に反します。

私たちに「不許可」であれば、下記A、Bの許可も撤回し、「不許可」にすべきです。

 

泡瀬干潟を守る連絡会

 

1.            図面上の位置

沖縄市提供の図面(下図)に、引用者が、@、A、B、C、ゲート、新ゲート、フェンスを書き込みました。Cが私たちの表現の自由の場所です。Cは3×4=12uであり、Bの面積より小さいです。私たちは、Cの場所の占用許可申請書を1121日に沖縄市道路課に提出しました。

 

 

2.            沖縄市の「不許可」の理由、私たちの目的

沖縄市長は、私たちの申請を「不許可」にしました。沖縄市長名で文書は届いていますが、「市長決裁」ではなく、「部長決裁」との説明を受けています(1125日)。

沖縄市が「不許可」にした理由が、「占用許可申請の要件は「道路の敷地外に余地がないためやむを得ないもの(道路法33)」に限られ、占用申請の目的が占用許可基準にあてはまらないので不許可とする」となっています。

私たちの占用目的は「憲法に保障された表現の自由の場を確保するため」でした。

沖縄市の説明では、私たちの目的は、Cの場所でなければならない理由がないとの説明です。

 

3.私たちは、沖縄市の「不許可」たいして「異議申立て」を提出しました(1125日)。

その理由は下記です。

(1)申請した場所のすぐ隣の場所で国(沖縄総合事務局)の占用を許可していること。

(2)申請した場所は埋立工事のゲート入口であり、申請書に記した目的「憲法に保障された表現の自由の場」としては、ここ以外に有効な場所がないこと。

(3)申請した場所は交通や歩行者に支障を与える場所ではないこと(歩道柵の外側・海側であり、道路敷である。)

 

3.国の占用の場所

国は、@、A、Bの場所の「占用」の許可をえて、今その場所に新たなゲート(門扉)とフェンスを造っています。@は沖縄市国体道路と仮設橋梁を結ぶ場所(沖縄市の国体道路の道路敷)であり、国は「通路」として使っているところでした。A、Bは砂地であり、国は「通路」としては使ってなく、フェンスもありませんでした。沖縄市のトンブロック(後述)の置き場所として使われていました。ところが、今回その区域全部(@、A、B全部)を囲み、新たなゲート(門扉)をつくり、フェンスを造っています。1119日以前までは、@、A、Bの場所は仮のフェンスで囲まれていましたが、今度、半永久的な本格的な門扉、フェンスを造っています。2008年以来、何度も工事をやり直しています。

 

3.            法の下での平等を。

2008年当時、A、Bの場所は、国は、専用の許可をとっていませんでした。その必要もないし、道路法上の基準にも合わなかったためと思われます。道路法では、「占用」を抑制するのが基本的な法の趣旨であると説明されています。2008年の座り込みの時は、その場所を国がトンブロック(工事がない時の仮設橋梁入口封鎖用)置き場として「占用」していることに私たちが抗議し、沖縄市に確認したところ「占用許可」を取っていないことが明らかになり、国はトンブロックを移動しています。A、Bは、「道路の敷地外に余地がないためやむを得ないもの」ではなく、明らかに、私たちを含め、市民、県民を一切入れない場所として、フエンスで囲む工事を行っています。市民の財産を、一方的に「国の占用」にさせています。そして、仮設橋梁入口には頑丈なゲートがあるのに、新たに横断歩道のすぐ傍に、旧ゲートよりも頑丈で規模も大きい新しいゲート(門扉)を造っています。A、Bは、道路法の占用許可基準にあてはまらないのに、沖縄市が、国に「占用」許可したことになります。

沖縄市はそのような場所を国に占用許可していることからすれば、私たちのCの場所の占用も当然許可すべきです。法の下での平等からすれば、当然です。私たちの「異議申立て」を却下するのであれば、A、Bの占用も取り消すべきです。

 

4.            道路法の占用の許可

 道路法32条  道路に次の各号を造り使用する場合は、許可を受ける。

1.電柱・・・・広告塔その他    2.水管・・   3.鉄道・・・  4.歩廊・・・

5.地下道、通路、・・  6.露店・・・  7.その他、道路に支障を及ぼすもの

 

私たちの申請目的は、1.の広告塔その他これに類する工作物、にあたります。

上記のA、Bを「占用」する目的(市民県民をそこに入れない)は、上記の1〜7のどれに該当するのでしょうか。上記@は、5.通路に当たるのでしょうか。

5.            道路法33条  道路の占用の許可基準

   道路管理者は、・・前条・・に該当するものであって道路の敷地外に余地がないためにやむを得ないものであり、・・・許可を与える  

ことができる。(下線は引用者)

6.            以下、中央分離帯、@、A、Bの工事の写真

 

上図@の前の沖縄市道泡瀬国体線の中央分離帯です。工事のないときは、トンブロックで閉められていますが、今、半分は閉められ、半分は開いています(カラーコーンの部分)。工事車両が入る場所です。

そのトンブロックの保存の場所が、上図Aの場所でしたが、今、Aは国の占用になり、沖縄市は別の場所にトンブロックを運び、保存しています。市民の財産Aを国に占用させ、その場所にあったトンブロックを別の場所へ運ぶため、余分な支出をし、市民に損害を与えています。

 

上図のBの場所の工事1126日 すぐ隣の場所が、私たちが申請した場所です。両方とも、沖縄市道の一部(道路敷)です。

左の人のすぐ後ろには、以前の「ガードレール(一部はずされている)」もあり、右の人のすぐ横には、既に完成していたフエンスもあります。

 

上図Bの1126日の工事、フエンスで囲む途中。

上図Bの1126日の工事、フエンスで囲まれた。工事の施工者の詳細を記した看板も、2重のフエンスで見づらくなった。

 

 

上図のAの工事、1125日。既設のフエンス、既設のゲートがあるのに、新たに頑丈なゲート(門扉)、フエンスを造っている。

上図のAの工事、1126日、フエンスで囲む途中

 

上図のAの工事、1126日、フエンスで囲まれた。

 

 

上図@の門扉工事、途中、1126

 

上図@の門扉、完成、1126

 

新しい門扉、フエンスの奥には、頑丈なゲートがあり、フエンスがあった。

 

この工事、新しいゲート(門扉)・フエンス工事は、沖縄総合事務局の発注で、大豊建設が行っています。

標識の「中城湾港土砂処分場仮設道路外1件築造工事」の「外1件築造工事」がこの工事です。

前から何度も指摘してきましたが、泡瀬干潟・浅海域埋立工事は、国から見れば「土砂処分場」造成の工事です。分かり易く言えば、浚渫土砂の捨て場(産業廃棄物捨て場)です。