座り込み報告その3 泡瀬干潟を守る連絡会 08年8月12日(火)午前
8月9日〜11日の報告です。
泡瀬干潟埋立中止「座り込み」を始めました。皆様のご支援をお願いします。
場所は埋立工事仮設橋梁前(HP掲載の地図参照)、沖縄県総合運動公園(泡瀬)東側駐車場近く。
車でお越しの方は、沖縄県総合運動公園(泡瀬)東側駐車に車を駐車。徒歩5分です。
8月9日(土) 午後 晴れ時々雨
1.工事関係者の乗用車などが通過しましたが、平日に比べ、少なめでした。
2.工事用車両(砂、岩石、汚濁防止膜、土嚢、燃料運搬車)は現場に来ませんでした。
3.沖縄市からの警告、警察からの通知はありませんでした。
4.トラブルはありませんでした。
5.多くの市民・県民からの支援・激励・カンパがありました。
6.午後5時半頃、ゲートが閉まりました。
7.この日は、雨に悩まされました。
8月10日(日) 雨
1. この日は雨で、座り込み現場は雨対策で大変でした。
2. 工事関係者の乗用車などが通過しましたが、平日に比べ、少なめでした。
3. 工事用車両(砂、岩石、汚濁防止膜、土嚢、燃料運搬車)は現場に来ませんでした。
4. 沖縄市からの警告、警察からの通知はありませんでした。
5. トラブルはありませんでした。
6. 多くの市民・県民からの支援・激励・カンパがありました。
8月11日(月) 久しぶりに晴れ
1.法務局沖縄市支局(知花在)、沖縄市役所に出かけ、土地関係の調査をしました。
2.次の事が分かりました。
(1)市道泡瀬国体線の座り込み現場付近は、「国の通路・沖縄市の通路取付」等で相当改変されていますが、
08年8月11日の沖縄市道路課の閲覧用の「沖縄市現況平面図」では、工事前の平成14年9月(6年前)と
変っていませんでした。(図面参照)
(2)市道泡瀬国体線は昭和58年10月1日付けで市道として道路課の管理する台帳に記載されていますが、
沖縄市全体の財産(行政用財産、普通財産)を管理する沖縄市契約管財課の台帳には記載がありませんでした。
約25年間、放置されていたことになります。市道泡瀬国体線の番地を調べるために契約管財課に行きましたが、そこの台帳で
は調べることが出来ず、「資産税課」の地図から、地番を教えてもらいました。地番は「沖縄市比屋根854-7」等になっていました。
市道泡瀬国体線の全部が沖縄市所有ではなく、私有地もあることが分かりましたが、誰の私有地を「市道」として使用し、25年間
賃貸料を支払っているのかは、後日調査して報告します。(法務局地図の解説文参照)
(3)沖縄市の私有地に隣接する国管理の土地は、法務局に表題登記(番地、地目、地籍、所有者名等)されていませんでした。
法務局の地図では、その場所は、地区外(海)になっています。
国・総合事務局は、公有水面を埋立てて取得した土地を登記せず、約5年間、「道路」として使用していたことになりま
す。このようなことが、法的に許されるのか、問題点を明らかにし、追求していく必要があると思います。
(法務局地図参照)
3.沖縄市所有の場所(私たちが座り込みをしている場所の一部)に総合事務局のトンブロック、倉庫、掲示板が設置されていますが、
沖縄市の承認を得ているのかを沖縄市道路課に問い合わせていましたが、課長から「トンブロックは市道の中央分離帯用であるが、
工事期間中は、沖縄市有地に移動したいとの要請があり承認している、倉庫・掲示板は沖縄市の承認を得ていないので、撤去を口頭
で伝えた」との返事がありました。
4.工事関係者の乗用車などが通過しました(約40車両)。
5.工事用車両(砂、岩石、汚濁防止膜、土嚢、燃料運搬車)は現場に来ませんでした。
6.沖縄市からの警告、警察からの通知はありませんでした。
7.トラブルはありませんでした。
8.多くの市民・県民からの支援・激励・カンパがありました。
参考資料
2.法務局地図