事業者が示した07(平成19)年度工事(07.8月〜083月)予定箇所の図(海草藻場分布図)です。

海草被度の調査は、10m枠での調査で、被度50%以上の大型海草藻場は無しとなっています。

「海草移植無しで工事をする」ことを説明するために示された図です。

平成13年度調査では、大型海草被度50%以上の面積は約57haありましたが、現在は「ゼロ」と報告しています。

 

問題点

1.            アセス書では,埋立地内に、被度50%以上の大型海草藻場が25haあり、海草藻場を「移植する」としていました。

2.            これまで、実験(機械、減耗)や手植えで使ったのは僅か1haです。あと、24ha残っているはずです。

3.            アセス書の事後調査では、被度調査は「10m枠で行う」とは示されていません。

4.            事業者に「海草を保全する」態度は全くありません。アセス違反です。

5.            事業者のこのようなやり方が許されていいでしょうか。

6.            私、前川盛治(泡瀬干潟を守る連絡会事務局長)は沖縄タイムス論壇でそのことを指摘しましたが、

何の改善・検討もありません。

この工事で、第1期工事の南側護岸が出来上がり、「ギロチンの壁」が完成します。右側の航路浚渫も進みます。

平成19年度の工事をストップさせよう!!