(5)沖縄県「改訂版レットデータブックRDB」に記載された絶滅危惧種が泡瀬干潟に121種生息

 2005年9月、沖縄県文化環境部自然保護課は、『改訂版 レッドデータおきなわ−動物編−』(以下RDB)を発行し、多くの絶滅危惧種が追加登載されました。

 泡瀬干潟を守る連絡会と泡瀬干潟生物多様性研究会は,2005年10月19日、同RDBに登載された種のうち、魚類6種、甲殻類7種、貝類108種を泡瀬干潟周辺で確認したと発表しました。このように非常に膨大なRDB登載絶滅危惧種が泡瀬干潟に生息していることは、この干潟の生態系の豊かさと貴重性をあらためて証明するものです。

 第一期工事区域内において、貝類108種のうち41種が生息していることを既に確認しましたが、さらに25種が生息している可能性があり、調査が必要です。たとえば、絶滅危惧TB類のトウカイタママキは、今年度の工事区域付近に集中的に生息している。こうしたことから、現在進行中の第一期工事を中断して、これらの種の調査を行い、環境保全策を再検討する必要があります。

新聞記事'05年10月20日琉球新報→

新聞記事'05年10月20日沖縄タイムス↓